冬は気温が下がり、空気が乾燥する季節です。そんな季節は風邪やインフルエンザのウイルスが活性化します。寒くなるし仕方がないと諦めていませんか?現在は風邪やインフルエンザなどの新しい原因が徐々に解明されて来ています。
その新原因に対処出来る方法を行えば悩める不調を解消することも可能らしいです。これを実行すれば忙しい年末を快適に過ごせるかもしれません。試す価値は充分にあると思いますので是非読んでください。
目次
冬に風邪を引きやすくなる理由

まずは風邪を引きやすくなる理由から説明していきたいと思います。冬は寒さによって免疫力が下がってしまい感染したウイルスが体内で大増殖します。そして感染したウイルスが人から人へと感染して風邪はどんどん広まっていきます。
そのお陰で冬は風邪を引きやすくなってしまうのです。
ですが周りにはこんな人が居ませんか?寒くなると風邪を引く人、そして周りには風邪を引いているの人がいるのに全然平気な人。最近では風邪を引きやすい人達にある新しい原因が潜んでることが明らかになって来ています。
風邪を引く新原因は鼻の中の乾燥にあった
実は鼻の中の乾燥は風邪に大きく関わっているようでドライマウスやドライアイに続いて第三の乾燥症と言われています。その名もドライノーズ。
鼻の中が乾燥している人は風邪を引きやすく、逆に常に鼻の中が潤っている人は風邪を引きにくいことになります。またこのドライノーズは加齢とともに変化するようです。
空気が乾燥した冬の季節は鼻の中の粘膜がカサカサになってしまい水分が失われることによってバリア機能が落ちてしまい風邪を引きやすい体になってしまいます。
通常はバリア機能がウイルスから身体を守ってくれています。鼻の中の粘膜に備わっている繊毛と呼ばれる組織。繊毛は鼻から肺までの気道を覆っている毛のようなもの。この繊毛が活発に動くことで鼻に侵入したウイルスなどを速やかに胃まで運んでくれてウイルスは胃酸で消化されウイルスの繁殖を防いでくれます。
そして逆に潤っていない人は繊毛の細胞から水分が減少して鼻の中の乾燥が悪化して鼻の中は白く乾燥してしまいます。更に乾燥が進むと粘膜がひび割れて出血さえ招くこともあるようです。鼻の中が悪化したら染毛の動きはほぼストップしてしまってウイルスは鼻の粘膜に留まってしまって体内に侵入します。すうと急激に増殖して風邪を引き起こします。
乾燥の秘密はちょっとした生活習慣にあった
冬場でも鼻が乾燥している人と、全く乾燥せずに潤っている人が居ます。その決定的な違いがちょっとした生活習慣にありました。

鼻が潤っているひとの場合は冬場は石油ストーブを使いやかんをストーブの上に置いています。そうすることで部屋は加湿が出来ます。部屋の湿度は高めが理想と言えます。そして外出時にはマスクがオススメ。マスクをすることで湿った体内の空気が鼻の中を巡回して鼻の中の潤いを保つことが出来ます。

まとめると部屋の加湿と外出時のマスクが重要になって来ます。
自分がドライノーズだと判断する方法
ドライノーズにはいくつかの症状があります。
鼻の乾燥感
鼻くそがよくたまる
ムズムズ感や異物感
鼻水が出ないのに鼻をかみたい
鼻をかむと血が混ざるなどがあります。
ドライノーズを予防する方法
ドライノーズの予防ポイントは鼻の粘膜に十分に水分を与えて水分を蒸発させないことが大切です。蒸発を防いで水分を閉じ込めることができれば鼻の潤いを保てることになります。ドライノーズは入浴法で解決出来ます。
冬場でもめんどくさくてシャワーだけで済ませてしまいがちですが湯船につかるだけでも鼻に蒸気が入って粘膜を潤します。
ドライノーズ予防&鼻の潤いアップ法

41度のお湯に10~15分つかる。
大量の水蒸気を吸い込むため粘膜を潤す効果が期待出来ます。
食塩の入った水を吹きかける
100ccの水に食塩1gを溶かして鼻の前にミスト状に吹きかけて鼻で吸います。これは塩分が含んだ水が鼻に入ると異物が入って来たことを鼻が感知して異物を取り除こうとして繊毛が働き始めます。繊毛を動かしている細胞を活性化することが出来て細胞が膨張して細胞同士の隙間が狭くなって水分が蒸発しにくくなります。
お風呂で歌を歌う
歌を歌うことはたくさん息を吸って吐き出すので鼻に潤いを与えることが出来ます。歌うことはただ息を吸うのとは違って大量に水蒸気を吸い込むことが出来るのでたっぷり鼻の粘膜に潤いを与えることが出来ます。
実際に私もこの入浴方法を2日間試してみると鼻が普段より潤っていることに気がつきました。簡単に出来るのでこの予防法を試してこの寒くて風邪の引きやすい季節を乗り越えましょう。