猫の里親を探す方法とサイトで里親募集をするときの注意点
猫の里親を探したい、子猫が生まれたけど飼うのは大変、野良猫の里親を募集したいなどの悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
今回は猫の里親を募集する方法と、注意点などをお話したいと思います。
全ての猫を自分で飼うのが一番いいかもしれませんが、猫は一回の出産で何匹も子猫を産みます。
何匹も飼うのはすごく大変なことです。そしてお金もかかります。
猫のご飯代、猫砂、病院代など猫を飼うのは意外に大変なんです。
避妊手術をするのもひとつの方法ですが、もし飼ったばかりの猫のお腹に既に子猫がいたり、野良猫の赤ちゃんを拾って自分では飼えない方は猫を飼いたい里親さんを探す方法があります。
また誰でもいいから飼ってほしいって訳ではいきませんよね。大切に育ててくれる里親を探す必要があります。最近では里親詐欺などもあるので注意が必要です。
今回、私が初めて里親募集をして実際に飼って頂ける方が見つかったので体験談として書きたいと思います。
今後、里親募集をする方は参考にしてみてください。
目次
里親募集ができるサイト
里親を探す方法ですが、
- 知り合いで猫を飼いたい方を探す
- サイトで里親募集をする
などがありますが今回はサイトで里親を探す方法を紹介します。
ネコジルシ
日本最大級の猫サイトのネコジルシ。
猫写メを投稿できたり、日記を書いたりできる猫のSNSサイトです。
ネコジルシでは里親の募集もできます。
私もネコジルシを利用して里親を募集しました。
こちらがネコジルシのサイトです:ネコジルシ
利用は無料です。
里親を募集するのにも料金はかかりません。
他の猫好きのユーザーさんとも繋がれるので猫好きの方にはおすすめです。
サイトデザインもかわいくて個人的には一番好きなサイトです。
ペットのおうち
ペットのおうちは猫だけではなく犬や魚、鳥などのペットの総合サイトです。
日本でも一番有名なペットサイトがペットのおうちです。月間150万人が利用するサイトになります。
悩み相談もあってペットの悩みを相談することができ、他のユーザーが答えてくれます。
ペットのおうちでも猫の里親を募集することが可能です。
こちらがペットのおうちです:ペットのおうち
ジモティー
無料の広告掲示板のジモティー。
ペットだけではなく様々なことを募集ができるジモティーですが猫の里親を募集することができます。
里親になりたい方はメールでの問い合わせだけではなく電話の問い合わせをすることもできます。
ジモティーはこちら:ジモティー
里親を募集をするときの注意点
里親を募集するときには注意する点があります。
- 里親は猫の面倒を見る時間や環境はあるのか
- ご飯を食べさせてくれるのか
- 里親詐欺には特に要注意
サイトで募集をする場合には里親になる方をしっかりと見極めないといけません。
貰ってくれる人なら誰でも良いって訳ではありません。
大切な猫ちゃんを大切に飼ってくれる方を探さなければいけないので応募者の見極めが大切です。
メッセージ機能やメールで応募者と何度もやり取りをすることが大切です。
里親詐欺には特に注意
ここ最近、多いのが里親詐欺です。
里親募集ができるサイトを使って猫に虐待をしたり、お金稼ぎのために猫を売ったりする最悪な人がいます。
里親詐欺から大切な猫を守るために気をつけたい点。
- 必ず電話番号を聞く
- メッセージ機能やメールだけではなく電話をする
- 住所は必ず聞く
- 待ち合わせや取りに来てもらうのではなく、必ず教えてもらった住所に届ける
- 一人暮らしの男性を避ける
- 一人暮らしよりも家族で暮らしている方を選ぶ
- 複数の猫を飼いたい方は避ける
- 過去に何匹も猫を飼っている、もしくは他の猫にもたくさん応募している履歴がある
- すぐにでも猫を欲しがって焦っているのは危険
ここに書いたこと以外にも注意する点はあります。
最近では女性の一人暮らしで里親詐欺をした事件もありニュースにもなりました。
男性だけではなく女性にも気をつけなければいけません。
まず募集をする前にこちらの記事を読んでみてください。
詳しく里親詐欺について気をつける点が書かれています。
里親に猫を引き渡すまでの体験記
ここからは私が猫を里親になって頂いた体験を書きたいと思います。
私の家では一匹の猫を飼っていました。名前はペロです。
こちらがペロです。
ペロは元々は野良猫でした。
ペロを飼うまでの物語はこちら:かわいい野良猫を家で飼う方法!人馴れさせるには餌が一番
ペロを飼い始めたころには既にお腹の中に子供がいたのです。
4匹のかわいい子猫が生まれる
ペロは4匹のかわいい子猫を産みました。
3匹は女の子だったのですが、1匹は男の子でした。
猫は女の子同士は仲が良いみたいなのですが、男の子とは上手く生活できない場合もあるそうです。
4匹は正直厳しいので男の子の里親を探すことにしました。
その方が子猫も幸せになれると思ったからです。
ネコジルシで里親募集
私はネコジルシで里親を募集することにしました。
生後何ヶ月なのか、名前や特徴を書いて募集を投稿をします。
ネコジルシでも他の里親募集ができるサイトでも写真が投稿できます。
かわいい写真を付けて募集しました。
私が重視していたのは部屋飼いができる方と里親詐欺の注意です。
猫は外飼いすると病気になりやすいのです。なんでも匂いを嗅ぐ習性があるので、舐めたりすると病気になったりします。
大切なペロの子供なので長生きしてほしいという思いから部屋飼いを希望しました。
そして里親詐欺の防止のための注意書きを多数しました。
里親が見つかる
里親は以外にもすぐに見つかりました。
住所や名前、電話番号もしっかり教えてくれる方でした。
メールでのやり取りもしっかりしました。
時間をかけてやり取りをして里親を決めました。
ですが中には怪しい応募や質問もありました。
「複数ほしいのですが」、「部屋ではなく倉庫で飼いたいです」といった内容です。
複数の猫を欲しがる人もいるかもしれませんが、普通は1匹だと思います。
女性の一人暮らしの方だったのですが、もしかしたらすごく猫好きな方かもしれません。
ですが少しでも怪しいと思った点があればお断りをした方がいいです。
そして「倉庫で飼いたい」と質問を受けたこともありました。
猫が倉庫で一生を過ごすのは、あまりにも可哀想だと私は思いました。もしかしたらものすごい広い倉庫で飼い主もいっぱい遊んでくれるかもしれません。
ですが、「もしそうじゃなかったら」と思うと断るしかありませんでした。
純粋な気持ちで里親になりたい方を疑うのは失礼かもしれません。疑われる方も良い気分はしないでしょう。
でも里親をしっかり見極めないと猫の命の危険に繋がる可能性があるのです。
里親詐欺や虐待をするような方に猫が渡ってしまったら、すごく悲しいです。実際に後から里親詐欺だったことが分かった事件が多数あるのです。
里親さんとは猫の成長の写メを送って頂ける約束もしました。
引き渡して写メが送ってこないのは「もう猫がいないかも」しれないからです。
写メを送って頂くことはすごく重要です。
里親詐欺の特徴でよくあるパターンが、「猫が逃げだしていない」という回答です。
でも本当に猫の成長が見たいという気持ちも勿論ありました。
里親に猫を引き渡す
いろいろと事情もあって里親さんに猫を引渡すのが遅くなりました。
その間、猫を引き渡す準備をします。
今までは他の子猫たちと走り回って遊んでいたので、きっと寂しくなると思いネズミのオモチャを買いました。
そして猫のご飯にキャットフードと猫缶を購入しました。
私が購入した猫のご飯はこちらです:猫の寿命が伸びるおすすめのキャットフードとパウチやラージ缶詰
いざ引き渡す当日になると寂しくて仕方ないのです。
私自身が猫と別れるのも辛いのですが、母猫のペロや他の子猫との別れもあります。
母猫は猫が1匹いなくなったら探さないか、寂しくならないかなど色々と心配になってしまいます。
そして何より里親さんのところに行く猫が怯えないか、寂しい思いをしないだろうかと色々考えました。
引渡し前日は母猫のミルクを飲んで他の子猫たちと走り回って遊んでいました。
いつもは缶詰をあげていたのですが、子猫用のパウチを食べさせてあげました。
母猫のミルクを最後に飲む子猫の動画です。
そして引き渡す当日。
いつものように子猫と走り回って疲れて寝ようとしたときです。
いつもは母猫と舐め合うことはないのですが二人で舐め合ってから同じ場所で寝てしまったのです。
別れるのが分かっているのか?と思ってしまいました。
子猫の出発前の最後の動画です。
すごく悲しかったですが用意していたダンボールに子猫を入れて母猫と他の子猫にお別れをして車に乗せました。
車に乗せるのも、外に出るのも初めての子猫は不安そうでした。
里親さんの家までは車で2時間かかります。車が怖いみたいで何度も鳴いてすごく可哀想でした。
途中でお漏らしもしてしまって、タオルを変えてあげました。
もしかしてすごく悪いことをしているんじゃないかと思うこともありました。でも里親さんは猫が好きで、ずっと猫を飼いたがっていました。
きっと幸せになれると信じて里親さんの家に到着しました。
子猫にお別れを告げて車から出すと子猫は悲しそうに鳴きます。
怯えていて悲しくて泣きそうになりましたが、無事に里親さんに子猫を引き渡すことができました。
里親さんとは話もして、一緒に暮らす家族の方とも少し話をしました。
皆さんすごく優しそうな方で、少し安心しました。
優しい里親さんに出会えて本当に感謝です。
そして里親募集の場を提供してくださったネコジルシさんにも感謝です。
子猫を最後に撮った車の中の写真です。
里親に行った猫がいなくなって母猫は悲しまないのか?
私は子猫が1匹いないと母猫は絶対に子猫を探すと思っていました。
ですが家に帰ってみると母猫はいつも通りなのです。
探す素振りもしませんでした。
他の子猫たちもいつも通り元気に走り回っています。
猫の本当の気持ちは分かりませんが、心の中では悲しかったのかもしれません。
里親さんのところに行った子猫ですが最初は怯えていたのですが少しずつ元気になっていると報告も頂きました。
今回、里親さんの元へ行った子猫の一番気に入っている写真です。
左が里親さんの元に行った子猫です。右側の子猫は一番仲の良かったマリコです。
小さなダンボールの中で二人で一緒に寝ていました。二人はいつも仲良しでよく一緒に寝ることが多かったです。
今回は猫の里親を探す方法と注意点、そして里親募集の体験を書きました。
今後、里親を募集する方や、里親募集に不安を抱いている方に、この記事が参考になれば嬉しく思います。
猫ブログも書いてますので猫が好きな方は是非見に来てください。
猫ブログ:猫動画像ネコラブ
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はじめまして。千葉県在住の女神です。生後3ヶ月の雄猫と雌猫を無料でさしあげます。雄猫の方は、黒猫、雌猫の方は、白黒です。性格は、黒猫ちゃんの方がやんちゃで、雄猫の方は、おとなしく控えめです。トイレもOK!今回投稿したのは、私が、重度の喘息になってしまいました。そのため猫ちゃん達を飼うことができなくなってしまいました。至急里親様を募集します。ただし、本当に猫が好きで、人間と同じように愛して下さる方を無料で募集します。車で家までお迎えに来られる方、または、私の最寄駅までお迎えに来られ方を募集します。大至急連絡ください!